鮪坂46の鰤鮑烏賊丸です。

ドリトル先生シベリアゆき

2021年映画振り返り&ベスト10

やろうやろうと思って大みそかまで来てしまったので、もうざっくりとだけやっていきます。2021年に映画館で見た映画の個人的ベスト10と、見たものの整理です。

 

①すばらしき世界

②由宇子の天秤

モータルコンバット

④ラスト・ナイト・イン・ソーホー

⑤マリグナント

⑥フリー・ガイ

⑦ただ悪より救いたまえ

⑧シン・エヴァンゲリオン

⑨悪なき殺人

死霊館 悪魔のせいなら、無罪

 

悩んだけど、年始に見た「すばらしき世界」の映像がずっと残っていたので1位にしました。まさか1年たって、モータルコンバットがここまで自分の中に残っているとは思わなかったので、感動しています。

由宇子の天秤は今年1番であえて良かった作品だった。監督の名刺をもう4枚くらいもらってしまった。

あとはベスト10に入れるか悩んだのは閃光のハサウェイとキャラクターですね。この2つはとにかく新鮮だったので。ギギとFUKASEが。

本当はダンサーインザダークが1位なんですけど、今年の作品なわけないので外しました。シンエヴァも外すかどうか凄く悩んだ。いまだに、そんなに良かったのか?てのが判断できない。良かったは良かったんだけど、最初から最後までリアルタイムで追い続けた作品の終わりなので、正常に判断できている気がしない。

あとはもうただただ趣味全開ですね。死霊館がベスト10に入ってる人他にいないんじゃないかな。

 

他に今年見たのは以下

キングスマン ファーストエージェント

ヴェノムレットゼアビーカーネイジ

ダンサーインザダーク

レイジングファイア

ダーク・アンド・ウィケッド

屋敷女

クーリエ

エターナルズ

CUBE一度入ったら、最後

ハロウィンKILLS

007ノータイムトゥダイ

シャン・チー

ザ・スーサイド・スクワッド

SPIRAL

クローブヒッチキラー

閃光のハサウェイ

レミニセンス

キャラクター

最後にして最初の人類

VIVARIUM

ロックダウン・ホテル

ガールズ&パンツァー最終章第3話

Mr.ノーバディ

クワイエット・プレイス破られた沈黙

 

あと、家で見たのもとりあえずさらっと触れておこうかなと思って視聴履歴をダウンロードしてみたら、Netflixだけで156本あってここにアマプラで見た分もあることを想像すると気が遠くなったので、とりあえずネトフリの分だけ下に並べます。気が向いたら触れるけど、たぶんやらないので、気になる作品あったら直接私に会ったときにもう聞いてください。

良いお年を!!!おつかれ!!!!!!!

 

ヒットマンズ・ボディガー
ロミーナ
誰も眠らない森2
マー -サイコパスの狂気の地下室-
デッドリー・イリュージョン
ファーザー
デッドコースター
クレンズ・フレンズ
デッドリー・ハンティング
23:59
ダークサイド
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
ザ・トリップ
名探偵ピカチュウ
エスケープ・ルーム
ハロウィン
ソーセージ・パーティー
ザ・ターニング
ジオストーム
ナイトブック
THE WAVE / ザ・ウェイブ
ザ・コール
ホワイトハウス・ダウン
ハンターキラー 潜航せよ
闇に棲むもの
ジ・アンダーテイカー ~呪いの館を脱出せよ!~
サムワン・インサイド
グレース 呪われた純潔
ミッドナイト・スカイ
イントルージョン/侵入
フィフス・ウェイブ
ラストウィーク・オブ・サマー
美しい湖の底
ゾンビ・サファリパーク
呪怨 劇場版
安全の対価
白昼の誘拐劇
オクトパスの神秘: 海の賢者は語る
カンフー ハッスル
古の儀式
コールド・スキン
ゾンビランド: ダブルタップ
TENET テネット
キラードール
オキシジェン
ソニック・ザ・ムービー
ジュマンジ
アナベル 死霊人形の誕生
バック・トゥ・ザ・フューチャー
EXIT
エクスティンクション 地球奪還
血を吸う粘土
恐怖人形
エンド・オブ・ステイツ
スーサイド・スクワッド
エンド・オブ・キングダム
エンド・オブ・ホワイトハウス
ホテル・ムンバイ
劇場版 のんのんびより ばけーしょん
嵐の中で
ARQ: 時の牢獄
セレニティー: 平穏の海
災厄の家
ディープ・インパクト
ジョーズ
デンジャラス・ライ
クライシス・オブ・アメリカ
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
ブラック・クランズマン
アフターマス: 余波
ザ・ラスト・マーセナリー
クローバーフィールドパラドックス
10 クローバーフィールド・レーン
ザ・コア
ブレイキング・イン
ホールド・ザ・ダーク そこにある闇
GODZILLA ゴジラ
ピアッシング
バクラウ 地図から消された村
ファイナル・デッドブリッジ
フィアー・ストリート Part 3: 1666
デモリションマン
フィアー・ストリート Part 2: 1978
ブラッド・レッド・スカイ
NY心霊捜査官
フィアー・ストリート Part 1: 1994
グレイス -消えゆく幸せ-
アナベル 死霊館の人形
クラシック・ホラー・ストーリー
パラノーマル・アクティビティ2
パラノーマル・アクティビティ3
2012
映画 クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
去年の冬
スパイダーマン: ホームカミング
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
プラットフォーム
ベラのワンダフル・ホーム
ウィッチ
マザー!
イット・カムズ・アット・ナイト
AWAKE/アウェイク
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
LUCY/ルーシー
愛してるって言っておくね
コンジアム
シライサン
ルール
密航者
この世に私の居場所なんてない
闇はささやく
ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ
呪われの橋
ワイン・カントリー
引っ越し大名!
シカゴ7裁判
誰も眠らない森
サイトレス
ノーカントリー
インターステラー
悪魔はいつもそこに
隔たる世界の2人
ラッシュアワー
ROMA/ローマ
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
コインロッカーの女
ピエロがお前を嘲笑う
ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから
ドアロック
殺人ホテル
タキシード
ミュンヘン
ブロックアイランド海峡
いつだってやめられる 7人の危ない教授たち
アダムス・ファミリー
みんな死んだ
テッド2
テッド
赤い光点
映画クレヨンしんちゃん オタケベ! カスカベ野生王国
ローズマリーの赤ちゃん
不安の種
エンドレス・エクソシズム
映画 クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡
ラスト・アクション・ヒーロー
Okja/オクジャ
ボイス -深淵からの囁き-
ファミリー・ブラッド
トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~ ディレクターズ・カット版
マスターズ・オブ・ホラー
パッセンジャーズ
アメリカン・アニマルズ
ヘレディタリー/継承
プロフェシー
#生きている
ザ・ベビーシッターキラークイーン

【海外ドラマの話】ウォーキングデッドとイントゥザナイト

かに玉って好きですか?僕は嫌いよりの普通です。そもそも蟹が好きじゃないことに加えて、「玉子でとじて中華あんをかける」ことによるボーナスポイントをあまり感じないからです。でも中華丼に入ってる、中華あんにまみれたウズラとかインゲンは好きです。というか中華丼ってネーミングが雑すぎじゃない?あれって中華あんかければ具はなんでも良いの?だったら俺はウズラ、インゲン、小松菜奈、豚肉、ナルト、たけのことかにするわ。あれ?なんかあんまり変わってない気がするな。もしかしたら中華丼って良いバランスで出来ている料理なのかもしれない。俺今度からは中華丼ともっと上手く付き合っていける気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで今回は「いくらなんでも漫画的すぎる設定内で新たな社会性を模索していく中で人間関係がぐちゃぐちゃになりその中で過激な性や暴力の発散があるが、最終的に人間の良さはまだまだ捨てたもんじゃない」的なテンション感で最後まで突っ走る海外ドラマのお話です。説明終わり。これ以上言うことない。

 

こと映像作品においては、この「漫画的すぎる世界での説得力」みたいなものは日本は海外に劣っているなぁと思うんですよね。表題に挙げたような海外ドラマを見てると。海外の作品を見ていると喜怒哀楽の感情表現がとても豊かで(役者の演技以外の表現も含めて)、馬鹿みたいな世界でも「そこに生きている人物」を自然に印象付けられてる作品が多いと思うんですよね。アジアも、欧州も。

逆に日本は喜怒哀楽で表せない感情表現が上手いなぁと思います。野火での極限のテンションとか、クリーピー西島秀俊の「あれ?さらっとしてたけどこいつ結構やばくない?」なサイコパス感とか、ディストラクションベイビーズの柳楽くんへの空洞感とか。あげたらキリがないんですけど。

 

どっちの表現も好きだけど、エンタメとして気軽に見るなら全然前者だな〜ウォーキングデッドはゾンビのいる昼ドラだし、ワイスピは火薬量が5000%のテラスハウスだし。ワイスピも次の次で最終作なんで適当に駄文を書き散らしたいと思います。

 

 

このブログはフィクションです。

【正直映画レビュー】『回路』

今回、映画『回路』を見た後に、自分がいつTwitterを始めたのか調べてみた。2010年らしい。

Twitterってわざわざ外に出なくても社会の嫌な部分が見えて結構嫌なんだけど、2001年公開のこの映画との繋がりを時空を超えて感じる。映画の中のセリフ通りに。

 

というわけで、黒沢清映画を追っていく中で、「絶対にめちゃくちゃ怖いから避け続けてきた」映画の『回路』を遂に見ました。クリーピーに始まってダゲレオタイプの女、CUREと見て、回路。むしろCUREを見たことで、もうどこにどんな怖いことが潜んでいるかわからなくなって回路以外も避けてました。どうせいつもの怖いカーテン出るんでしょ?と思って。出るし。何だあのビニールみたいなカーテン。

冒頭のナレーション(あれも麻生久美子?)にある通り「ある日それは何気なくこんな風に始まった」のを楽しむ作品ですね。19年も前のJホラー末期の名作を、よくも俺はあらすじも知らずに怯えていたものだ。麻生久美子めっちゃ若い。小雪もめっちゃ若い。

序盤のじわじわと何かが起きている間隔から急転直下で恐怖の底の底に持っていかれる。暗すぎてギリギリ何をしてるか分からない影の動きに不安にさせられてからの、あの歩いてくる場面。背中から肩あたりにゾワッと鳥肌が立った。怖すぎる。後半にドーンオブザデッド的展開で一気に突き進むドライブ感もお見事。

「死よりも、死後の永遠の孤独が恐ろしい」というテーマ感と、「インターネットが発達しても本当には誰も繋がっていない」というセリフがミックスされて、00年前後の時代感がそのまま切り出されてる感じはやっぱり世代的にエヴァ を感じまくる。加藤晴彦以外誰も前向きじゃないので、ますますディストピア感が増す。

凄まじく怖くて、テーマは観念的で、それでいて飽きずにグイグイ物語は進む、変な映画!面白かったー。まだまだ見てないのいっぱいあるので楽しみだな。流石にこれより怖いのないよね?

【正直映画レビュー】Netflixオリジナル編

ハンガーラックカバーって分かります?

そもそもハンガーラックの段階で半数の回答者が脱落ですよね。ビジュアルの想像がつくのはワンルーム住まいのビジネスマンとアパレル勤務者くらいじゃないですか?要するにハンガーがいっぱいかけられる物干し竿にキャスターが付いてるみたいなもんで、服屋さんで服が陳列されてるアレです。

一人暮らし始めた時に買ってもう5年目なんですけど、こないだ遂にハンガーラックカバーを買ったんですよ。ハンガーラックにかけてあるものにホコリが被らないようにするやつですね。丸々4年間も使ってて買わなかったの?とお思いかもしれませんが、そもそも存在を知らなかったんですよ。世の中にはまだそんなに知られてない良いものが沢山あるんだなぁとボンヤリ思いましたよ。

 

そんな「世の中にはまだそんなに知られていない」良いもの、つまりNetflixオリジナル映画をいくつか紹介したいと思います。(自分でもここまで書いて反省してる)(なんならNetflixオリジナルはハンガーラックカバーより全然知名度ある)(むしろアカデミー賞まで取ってる)

 

・リトルデビル

<あらすじ>

美しい妻とその連れ子。新しい家族とともに幸せな生活を始めた男を待ち受ける落とし穴。決して笑わない義理の息子の存在が、やがて恐ろしき悪夢を呼ぶ。

<所感>

もういきなりアカデミー賞の箸にも棒にもかからないような作品ですね。これはいわゆる「悪魔系ホラーパロディコメディ」です。ノリは「ショーンオブザデッド」で、8割オーメンオーメンなんて見たことない?悪魔憑きの男の子が周囲の人々を恐怖のどん底に陥れる話ですよ。これで8割見たことになるので大丈夫。リトルデビルは、見れます。僕は大好きです。

 

・アナイアレイション -全滅領域-

<あらすじ>

秘密任務から生還した夫が危篤状態に。最愛の人を救うべく、生物学者のレナは政府が封鎖した地域へと足を踏み入れる。その異様な世界で、彼女は一体何を見たのか。

<所感>

「世界にある日、未知の領域(境目がシャボン玉の様に煌めいている)が出現した。調査の為に向かった人間は、1人として帰ってこなかった…」ていう設定だけでもうドキドキしません?そのうえ夫のためにそこに飛び込むのがナタリーポートマンだぜ?面白くないわけないじゃん。アート映画の側面を持ちながらパニックホラーとしても秀逸です。

 

・ジェラルドのゲーム

<あらすじ>

マンネリの性生活に刺激を求めて試したゲームが暗転。人里離れた別荘のベッドに手錠でつながれた妻のジェシーを襲う幻覚、過去の秘密。そして究極の選択が迫る。

<所感>

これは凄いですよ。何が凄いって「スティーブンキング作品の映画化で、オチまでキチンと面白い」んですよ。これだけで有識者諸兄におかれてはワクワクじゃないですか?よくわからん人にプレゼンするなら、「恐怖の限界に達した時に、対面する恐怖が現実か虚構か判別できなくなる」感覚が最高です。あれ?これサスペンスホラー好き以外にちゃんと刺さってる?

 

・ザ ・リチュアル いけにえの儀式

<あらすじ>

長年の友である4人の男達が、スウェーデンの森を抜けるハイキングの旅に出かける。数ヵ月前の悲劇を胸に歩みを進める彼らを、想像を絶する恐怖が待ちうける。

<所感>

雪山をぐるぐると迷う男たちが酷い目に合うのが好きな人か、造形がやばいモンスター好きは見ましょう。僕は嫌いじゃなかったです。

 

近況としては、最近はゴッドオブウォーやってます。難易度の下がったダクソって感じで気持ちいいすね。あとは自炊と仕事とベース弾いてます。前半あんなこと書いたのにオスカー取った映画には全然触れないんですね。そういうとこやぞ。

 

おやすみなさい。

【正直映画レビュー】スリラー部門Amazonプライムビデオ編1

コロナウイルスで世間は大変なことになってますね。よりにもよって東京オリンピック開催年に。

やれ各イベントは自粛を、でも東京マラソンはやったぞ、テレワークだ、時差出勤だ、買い占めだ、転売だと日々目まぐるしく非日常的なことが起きていて、いつにも増して疲れちゃいますよね。対応に追われる企業の役員陣、仕事の上に家の子供も気にかかる親御さん、本当にお疲れ様です。

一息つける頃には夜も更けて、サァ何しますかね。

 

 

やっぱあれですかね。

 

 

 

ホラーですかね。

 

今話題のスリラー映画、ミッドサマーもセラピー効果があるとか何とか言われてるわけで、疲労に「恐怖」が関係あるのかなと思って調べてみました。

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なるほど、やはり一定の効果は得られるようですね。

 

今回も動画配信サービスで、おうちでサクッと恐怖体験ができる映画をご紹介致します。親の顔よりレザーフェイスを見ているような有識者の皆様にとっては、割と有名どころの紹介になりそうです。

 

・アンフレンデッド

<あらすじ>

ある動画がネット上に公開されたことが原因で、ローラ・バーンズは自ら命を絶ってしまう。1年後、彼女の幼なじみと友人たちがSkypeで雑談していると、見知らぬアカウントが死んだローラとして話しかけてくる。やがてローラの死に隠されたうそがオンラインで暴露され、一つ明かされるたび、彼らのうちの1人が亡くなり……。

<所感>

まず、この映画が凄いのはなんといっても、PCに表示されたSkypeビデオチャット画面だけで話が進むところです。これは映画館で見るよりパソコンで見る方が怖い映画なんじゃなかろうか。試してないけど。ちなみに続編の「アンフレンデッド:ダークウェブ」も良作です。1作目はとにかく謎が多くてホラー、2作目はサスペンス要素がそれぞれ強いです。

この辺のバランス感覚はSAWシリーズやパラノーマルアクティビティ並みにうまく行ってるんですけど、アンフレンデッドは2作目がぶっ飛びまくってる。ホラー苦手な人は直接的なつながりもないんで、2作目から見るのもオススメ。やっぱりジェイソンブラム!凄いぞブラムハウス!

https://youtu.be/9gz3yC_aVxQ

 

・MAMA

<あらすじ>

投資仲介会社を営むジェフリーは精神的な病が原因で、共同経営者と妻を殺してしまう。その後幼い娘たちを連れて逃走し、森をさまよう中見つけた小屋で娘たちを手に掛けようとするが、えたいの知れない何者かによって彼自身が殺されてしまう。それから5年後、奇跡的に生きながらえた姉妹はジェフリーの弟ルーカスに発見され、彼と恋人アナベルのもとへ引き取られるが……。

<所感>

ITのリブートで一躍脚光を浴びたアンディムスキエティ監督の短編を、我らがギレルモデルトロのプロデュースで長編化した作品。といえば勘のいい人なら「怖いだけではない」映画なのはなんとなく察しがいきますよね。

言葉がなくとも伝わる愛情みたいなのは動物でも、人間でも、幽霊でも一緒なんだなぁとなんだかじんわり来ます。まぁヤバいんだけどね。幽霊の母性愛。ママが走ってくるシーン、超怖い。

https://youtu.be/PFhQhpR5Z8M

 

インシディアス

<あらすじ>

ジョシュと妻のルネは、3人の子どもと一緒に新しい家に移り住む。彼らは、多少老朽化してはいるものの、広い家で子育てと仕事に専念するはずだった。だが、引っ越し直後から屋根裏で奇妙な物音が聞こえたり、勝手に物が移動したりする現象が起こり始め、一家は不安に陥る。

<所感>

パラノーマルアクティビティ × SAWという触れ込みだけど、どちらかと言えば死霊館 × エクソシストだと思う。要するにお化け屋敷映画なだけでもないし、悪霊バトル映画なだけでもない!とっても楽しい!おらこんな家ぜってぇ住まねえぞ!

https://youtu.be/j6w4oAwezAw

 

手紙は憶えている

<あらすじ>

90歳のゼヴは、妻を亡くしたことさえ忘れるほど物忘れが進んでいた。ある日、彼に友人マックスが1通の手紙を託し、家族を殺したドイツ人兵士への復讐を依頼する。自分と同じくアウシュビッツ収容所の生き残りで体が不自由な友人のために、ゼヴは単身でリベンジを果たそうとするが……。

<所感>

映画館で見たのは書かないつもりだったんですけど、これはこの年のベスト級だった映画なので載せます。リベンジャーがおじいちゃんなので危なっかしかったりとぼけていたりしていて、微笑んじゃうんですよね。可愛らしくて。もちろん終盤に向けてピリピリはしてくるんだけど、冷水を浴びせられたように背筋の凍るエンディングは見事でした。最高。でもこれスリラー映画なのか?まぁいっか。

 

もうちょっと載せたいんですけどもう眠いんでほな………本当は毎週書きたかったけどすでに一週空いちゃったので二倍書きたかったんですが無理でした。

【正直映画レビュー】スリラー部門Netflix編

おうちでスリラー映画、見てますか?

 

そもそもスリラー映画って何?て感じですかね。

むちゃくちゃざっくり言うと、「キャー!!」てなる映画です。ホラーとかサスペンスを大きい括りでまとめたような言い方です。僕が大好きなやつです。

 

最初は一本ずつまじめにレビューを書いていこうと思ってたんですが、ぶっちゃけそこまで書くことないなと気付いたのでまとめてやります。というかそこまで書くことない作品を選びました。慧眼なる同志諸君におかれましてはすでに観閲済みの作品も多いでしょう。あくまで「マジ怖い映画無理、ゴーストバスターズミシュランマンがギリ」勢にもとっつきやすく、「基本的にしょーもないんでそんなに肩肘張らなくて良いですよ」というスタンスでいきたいと思います。

 

・クリープ

<あらすじ>

仕事のうまくいかない映像作家のアーロンは、「ビデオ撮影をしてくれる人を募集中。1日につき1000ドルを払います。」という、常識的に考えて怪しいネット広告を見つける。恐る恐る応募し、広告主の元へ向かうと、広告主のジョセフと名乗る男は「脳腫瘍を患っており、余命半年を宣告されている。妻のお腹の子に会えそうになく、せめて元気な自分をビデオに収めて子供に見せてあげたい」と語る。そうして始まった2人の共同生活の中で、次第にジョセフの奇妙な振る舞いが目立ち始め…

<所感>

ジョセフの行動が病気によるものなのか、本当にヤバいやつなのか、非常に判断に困る。というか俺ならもう、すぐ帰る。当然奇妙な行動はエスカレートしていくんですが、「え、そういうことになるの!?」という方向に舵を切っていくのが楽しいです。1本目からアレなんですけどタイトル通り、キモいです。

 

・サイレンス

<あらすじ>

人里離れた森に建つコテージに1人で暮らす女性、マディー。彼女は13歳の時から病気のために耳が聞こえない障がいを抱えていたが、読唇術や手話を駆使して作家の仕事をしていた。ある日の夜、静かな環境でいつものように過ごす彼女のもとに凶悪な殺人鬼が現れる…。

<所感>

初見の時、つまんないなと思ったんですよ。耳が聞こえない設定もあまり活かされないし、犯人も主人公もギクシャクしてて。ただ改めてかいつまんで見ると話の転がし方は結構うまくて、最後のバトルは割とアツくて良かったです。ここ一年くらい、この手のスラッシャームービー(殺人鬼映画)は最後のバトルが良ければもう良いかなって気がしてる。

ちなみに後々知ったんですけど監督は後にジェラルドのゲーム(超おすすめネトフリ製作)やドクタースリープ(大おすすめ)を作ったマイクフラナガン。スティーブンキング原作をしっかり活かしてめちゃくちゃ良質なキングワールドを構成してましたね。

サイレンスに比べて後の2本は、映像上や脚色上で見せるべきものと、見せるべきでないものの線引きが洗練されているように思えるので、フラナガン監督の初々しさを感じられるならそれも良いのかもしれないですね。

 

・ラストシフト 最後の夜勤

<あらすじ>

閉鎖が決まった警察署で1人待機する新人女性警官。来るはずの業者は到着せず、やがて不可解な現象が起こり始める。必死に任務を全うしようとする彼女だが、無理

<所感>

あらすじ参照

 

・グレイブエンカウンターズ

<あらすじ>

超常現象を追及するリアリティ番組が、廃墟となっている精神病院で一夜を明かそうとする。取材班はもっともらしい映像を撮ろうと踏み込んだのだが、無理

<所感>

あらすじ参照

 

・グリーンインフェルノ

<あらすじ>

学生たちは、ジャングルの部族を自然破壊から救うため現地へ向かうが、その途中飛行機が墜落。必死に助けを求める生存者たちの前に現れたのは、人間を食らう食人族だった。もちろん○○され、恐怖に○○、それにつられて○○まですることになり、どんどん○○されるのだが、なんとか○○する(R-18)

<所感>

無理(キモすぎてウケる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めんどくさくはなってないですよ?ただ、本当にそういう作品たちなので。

 

誤解しないでいただきたいのは、『それ自体を楽しんで見るモノ』なので、「そんなのよりパラサイトの方が良いよ!見なよ!」とかはおかしな意見なんですよ。当たり前じゃん、っていう。2回見てるわ、っていう。

でも絶対に『じゃがりこ』の方がうまいのに『ポテロング』を食べ続けてたり、『キッチンミトン』の方が口に出したとき気持ちいいのに『鍋つかみ』って言い続ける人がいるわけじゃないですか。(これらの意見はフィクションです。)

スリラー映画を好きになりましょうよ。日常の疲れた頭をリラックスさせてくれますよ。たまにとんでもなくつまらない映画に出会うと怒りで眠れなくなったりもしますが。それも込みで。

 

真面目にオススメしたい映画が他に全然あるので、また。

【正直映画レビュー】サベージ・キラー

Amazonプライムビデオにて鑑賞

(2020年2月現在有料)

 

※※大したネタバレは書いてないのですが、以下で多少映画の内容には触れています。※※

 

ネットで調べるとこんなキャッチコピーが出てきたんですよ。

 

「全世界熱狂の心臓をえぐる壮絶なリベンジバイオレンス!!」

 

こういう時の「心臓をえぐる」は「(観ている者の)心臓をえぐる(かのような)」という風に読み取れると思うんですけど、この映画に関しては「(登場人物が誰かさんの)心臓をえぐる」作品なんですよ。何だよそれ。

 

僕が観たときに事前に入れていた情報は、あらすじの中で目に入った「聾唖」「女性」「暴力」みたいな単語がいくつかのみ。結果としてそれで良かったんですけどね。見終わって『え、何この映画?』と思ってあらすじ読んだら、内容全部書いてあったんで。

 

ちなみに僕が一番好きなシーンは「先祖の残した伝説の武器を召喚するシーン」ですね。どうですか。上の単語たちと全く繋がらないでしょう。これは誇張でも何でもなく映画にそういうシーンがあるので是非楽しみに見て欲しいですね。

 

スプラッターがキツい人は要注意ですが、気に病むのがアホらしくなるほど大胆に展開していくので、見る前からあんまり気にしなくても良いかも。真面目に作ってるのにギャグにしか見えないバランスが絶妙で、個人的に大好きな作品です。

 

ちなみに調べたら2作目があるらしいんですけど、それは調子乗りすぎだなと思いました。